レナクナッタのある空間。スタッフのインテリアコーデ | マルチスタンド
2023年より、レナクナッタのホームアイテムとして新たにラインナップに加わった「Yakihaku Collection」。伝統工芸・西陣織に使われる素材のひとつである「焼箔(やきはく)」の魅力を最大限に引き出した、“空間に文化を纏わせる”アイテムです。
なかでも「Yakihaku Multi Stand」は、「焼箔」の魅力を存分に味わうことができるだけでなく実用的で、気軽にインテリアに取り入れやすいため、はじめてのレナクナッタアイテムとしておすすめです。
ペン立てにしたり、ドライフラワーを挿したりと、暮らしに合わせて自由に使えるため、スタッフの間でも評判のアイテムです。
今回は、そんな「Yakihaku Multi Stand」をレナクナッタスタッフが実際どのように使っているのか、伝統工芸のある暮らしのアイデアをお届けします。
スタッフコーデ1 - 焼箔の佇まいをリラックスタイムに
焼箔は、手に取る頻度や置く場所によってわずかに表情が変化していきます。部屋の隅に大事に飾るのもいいけれど、たくさん手にとって、自分の暮らしと一緒に育っていってほしい。そんな扱い方をしたいアイテムでもあります。
マガジン担当の吉田は、ベッドサイドのテーブルに普段づかいの線香を数本入れて「お線香入れ」として活用しています。
就寝前のリラックスタイム、ベッドからすっと手をのばせば届く位置に香りのアイテムがある気軽さが、お気に入りポイントだというこのアイデア。お線香のシックな色合いやピンとした佇まいもあいまって「Yakihaku Multi Stand」のよさも引き立つ気がします。
気をつけたいのは、マルチスタンドに入れた分のお線香は数日中にちゃんと使ってあげること。お線香は本来、香りが飛ばないように長期間保存の場合は箱などにしまっておくほうがよいものです。数日中に使い切れる程度の本数だけを入れるようにしています。
1日のおわり、ベッドの上から伝統文化の美しさが目に留まる。それだけで日々がすこし豊かになったような気持ちとともに眠りにつけるのではないでしょうか。
スタッフコーデ2 - 伝統文化を四季とともに楽しむ
ニュースレター担当のとみこは、「Yakihaku Collection」の”詫び”た表情に、ヴィンテージアイテムをかけ合わせて、お部屋のインテリアとして楽しんでいます。「誰かが使わなくなったなら、私が受け継ぎ愛でていきたい」そんな思いで集めたうつわ、インテリア…さまざまなヴィンテージのアイテムとマルチスタンドの相性は、とてもいいそう。
彼女のお気に入りの置き場所は、リビングにあるアンティークのキャビネットの上。「Yakihaku Multi Stand」のサイズは10.5cm x 5cm。小ぶりなサイズ感なので、小さな一輪の花とともに。もうひとつの花器には、細長く可憐な花を合わせます。
こうして複数の花器に花を生ける時は、ぜひ面と線をつくることを意識してみてください。丸いフォルムの花で面をつくり、細長いもので線をつくると空間に立体感が出ます。
また、ガラスの花器と「Yakihaku Multi Stand」を合わせるのもおすすめ。焼箔の表情がより引き立ち、凛とした空間に仕上がります。
「Yakihaku Multi Stand」に生花をあわせる時には、木製でできているマルチスタンドを痛めないよう、内側に小さな試験管を入れるか、二重にした袋の中に水を入れて、スタンドの内側に水がこぼれないようにしてください。ひと工夫する必要はありますが、伝統文化を季節の移ろいとともに楽しめます。
暮らしの空間に「文化を纏う」
スタッフのインテリアコーデを見ていると、焼箔の表情やマルチスタンドの持つ佇まいを活かしながら、今あるアイテムとうまく掛け合わせながら暮らしに溶け込ませているのが印象的でした。
また、凛としたた佇まいの「Yakihaku Multi Stand」をひとつ置くことで、このアイテムに似合う部屋にしたい、お部屋をきれいにしておこう、という意識が強くなったというスタッフも。芯のある手仕事によってできたアイテムは、そんな効果もあるようえす。
「伝統文化」というストーリーや、受け継がれてきた技術、美しさを持つアイテムを、暮らしの空間に迎え入れてみてはいかがでしょうか。