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【プレスリリース】着物をイメージしたワンピース・羽織を発売 伝統工芸の丹後ちりめん素材 ー以前よりも作ら「れなくなった」素材や技術を活かすブランド「renacnatta」ー

2024年7月27日
株式会社Dodici

株式会社Dodici(本社:京都市、代表取締役:大河内 愛加)が運営するファッションブランド「renacnatta」は、茶道文化から着想を得たワンピースと羽織を7月27日(土)より発売いたします。

無駄を省き、本質を重んじる「茶道の美意識」を反映したシンプルなデザインを意識し、着物を着なくてもお茶席や茶道を身近に楽しめるようなディテールも取り入れました。素材は京都・丹後地方の織元、臼井織物さんの「丹後ちりめん」を使用しています。商品はMakuakeのサイト内で販売いたします。


【商品販売期間】2024年7月27日(土)10時00分〜9月29日(日)22時00分
【販売サイト】https://www.makuake.com/project/renacnatta3


■ブランド名:renacnatta(読み:レナクナッタ)

renacnatta は2016年に代表の大河内がイタリアで立ち上げたブランドで、日本の伝統文化にイタリアで培った感性を掛け合わせ、現代に合うスタイルを追求しています。ブランドコンセプトは「文化を纏う」で、ブランド名は使わ「れなくなった」生地や以前よりも作ら「れなくなった」素材や技術を使うところに由来しています。

左)羽織 36,300円(税込)※ユニセックス 右)ワンピース 39,600円(税込)
いずれもグリーン・ネイビーの2色展開

 

ワンピースには懐紙が入るポケットと、帛紗をかけられる紐ベルトがついています。茶道のお稽古着としてはもちろん、着物を着なくてもお茶席を楽しめるアイテムです。紐ベルトでカシュクールを調整できるのでサイズはフリー、カジュアルワンピースとしても着まわせます。

着物のような美しさを表現するために、素材は丹後ちりめんを使用しました。軽くしなやかな素材感は丹後ちりめんの特徴で、繊細なシボによる美しいドレープ感があります。通常丹後ちりめんはシルクで作ることが多いのですが、今回はお茶席だけではなく、カジュアルワンピースとしても着まわせるようポリエステル100%を採用し、シワになりにくく自宅で洗えるようにしました。秋冬はカットソーやニットをレイヤードしたスタイリングも楽しめます。

生地は、300年の歴史をもつ伝統工芸の丹後ちりめんを採用。

最大の特徴は、表面にある「シボ」と呼ばれる凹凸でこの凹凸があることで、生地が動くたびに光と影が美しい表情を作ります。

しかし、現代の生活の西洋化や着物離れなどの背景があり、現在の丹後ちりめんの生産量はピーク時より大幅に縮小し、生産現場でも若い織り手への技術継承が課題となっています。丹後ちりめんの魅力はもちろん、現在抱えている課題も多くの方に知ってもらいたいと考え採用に至りました。

 

■パートナーは京都・丹後地方の織元「臼井織物」さん

・臼井織物3代目・臼井勇人氏コメント

「糸をねじる撚糸工程では、1本ずつ手作業で張力を調整します。これにより、生地に細かく均一なシボ(凹凸)ができ、生地がたわんだときにやわらかなドレープが現れます。またポリエステル特有のテカリを抑えるために織り方も工夫し、単色染でもマットで落ち着いた仕上がりになりました」

 

■丹後ちりめんの技術を体験できるワークショップを開催

京都市renacnattaショールームにて、丹後ちりめんを使った「ちりめんポシェット」をつくるワークショップを開催します。ちりめん特有のシボ(凹凸)は、たて糸と、強い撚り(より)をかけたよこ糸を交互に織り込んだ後、「精練」という工程を経ることで出てきます。日本伝統の精錬と染めを楽しく体験できるワークショップです。(ポシェットは当日お持ち帰りが可能。)

・日程:2023年10月19日(土)
・場所:renacnattaショールーム(京都市中京区雁金町373 みよいビル207)
・時間:①13:00〜14:00、②14:00〜15:00、③15:00〜16:00

 

【会社概要】
社名:株式会社Dodici
所在地:京都市中京区雁金町373 みよいビル207
設立:2019年9月
代表者:代表取締役 大河内愛加
会社HP:​​https://dodici.co.jp/
ブランドHP:https://www.renacnatta.com/