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カート

カートが空です

連なる伝統が織りなす着物

renacnatta Kimono Collection

伝統を継ぐ職人が紡ぐ、空の移ろいと文化を纏う

「連なる伝統が織りなす着物」の制作は、すべて京都の職人による手仕事。職人とチームを組み作った本物志向の着物を適正価格で、作り手が見える形でお届けすることにこだわりました。

美しき伝統を継ぐ彼らが紡ぎだす、分業により連なる手仕事の技術と思いを知り、文化を纏う豊かさをお楽しみください。

職人の手仕事を知り、文化を纏う

“連なる伝統が織りなす着物”ができるまで

色彩映える艷やかな「丹後ちりめん」

京都・丹後地方で伝統的に作られてきた「丹後ちりめん」。糸の加工により生まれる、生地表面のシボと呼ばれる凹凸が特徴です。今回採用した生地は、ちりめんの中でも緞子(どんす)と呼ばれる美しい光沢感と重量感を持つもので、織傷が出やすい繊細な生地のため、職人の確かな技術が必要とされます。

担い手:田勇機業株式会社
良質な絹へのこだわりと、卓越した撚糸(ねんし・糸を撚る工程)の技術をベースに、ちりめんの新たな表現と未来を模索し続ける。

空のうつろいを表現する「引染め」

職人の刷毛さばきでグラデーションを生み出す「引染め」。滑らかな色の表現を追求した結果、その作業環境は高温・無風と過酷です。裾や肩のみのぼかしが一般的ですが、本作は贅沢にも4〜5色を使い全体にグラデーションを施して頂きました。妥協なき美への探究心により生まれた空の色彩は圧巻です。

担い手:​​有限会社高山染巧
伝統的な染色技法を駆使して、その時代の求めるデザインを制作。技術の伝承を大切に、ひと品ひと品ていねいに染め上げてゆく。

日本古来の“白”で優雅な雲を「挿友禅」

胡粉(ごふん)は日本画や社寺建築など、“白”を表現するのに古くから使われてきた顔料で、柔らかく美しい白色が特徴です。その胡粉を贅沢に使い、熟練の技術が必要な「胡粉ぼかし」という技法で雲を表現。白に黄や桃色を混ぜながら雲を描く、職人の色彩感覚と経験あってこその仕上がりです。

担い手:細井智之
京友禅伝統工芸士。文化勲章日本画家・加山又造氏の復刻着物などを手掛けるほか、国内や海外でも精力的に活動をしている。

光のきらめきを「金彩」で描きだす

「金彩」は絹地に箔や金粉を接着する技術で、主に京友禅の着物に施されます。今回は「筒描き」「型押し」「砂子」という3種の技法を駆使し、さまざまな金彩の表情を盛り込みました。繊細な金色の線で描いた雲や、金粉が表現する光のきらめきはどこか神々しく、着る人の存在感を引き立ててくれます。

担い手:金彩上田
金彩職人である母と娘が、金彩の新たな可能性を求めて立ち上げた工房。着物のお直しから飲食店の内装まで幅広く手掛ける。

Items

黄昏

紅に染まる空、いつか見た夕映えを纏う
商品ページ

朝焼けの光と紫雲、私の始まりの一枚
商品ページ

※本商品は振袖としても購入いただけます。振袖をお求めのお客様は [こちら]をご覧ください。

Design

あの日みた空を纏う

表現したのは「黄昏の空」と「暁の空」、ふたつの空のうつろい。

大きな雲柄の地紋と上品な光沢感を持つ丹後ちりめんに、引染めの技でうつりゆく空の色を表現しました。その上に浮かぶ雲たちは挿し友禅で描かれ、金彩が加わることで、雲がまるで黄金に輝く瞬間を捉えたかのような美しさを引き出しています。

吉兆のしるし「雲」

雲の柄は、吉兆の象徴として古くから愛されてきました。雲は、雨や雪を降らせ、その形と色を変えながら天を操る神秘的な力を秘めています。古の人々は、その雲に神や霊の存在を見出し、縁起の良い柄として着物に取り入れてきました。

世界に一つだけの色に染める

あなただけの「空色」の着物を職人とともにつくりませんか。

「オーダーカラー」サービス始まります。

訪問着に限り、お客様のお好きな色に地色を染めるサービスを開始いたしました。「オーダーカラー」に関しては単色、もしくは2色のグラデーションになります。

現時点では、試着会に来てくださった方のみのサービスとなっております。

試着会のご予約お待ちしております。

サービス料金: 50,000円(税別)

News

試着販売会のご案内

東京・京都にて試着いただける機会をご用意しています。試着会ではそのまま採寸・購入いただくことも可能です。事前予約制(3日前まで)となりますので、[予約フォーム]よりお申し込みをお願いいたします。

東京
開催日:1月19日(日)
開催時間:①12時〜13時30分 ②14時〜15時30分
場所:東京都文京区本郷4-30-5(澱々 2階)

京都
開催日:1月11日(土)、12日(日)、25日(土)、26日(日)
開催時間:①12時〜13時30分 ②14時〜15時30分
場所:京都市中京区雁金町373みよいビル207(renacnatta Showroom)

※1枠につき、1組様のみの予約となります。
※次回の開催については順次このページにて更新予定です。
※上記の日程以外でも、京都市内にあるShowroomにて試着可能です。詳細は[予約フォーム]までお問い合わせください。

オンラインで購入いただく前にご一読ください

■商品について
・着物の価格は本仕立てまで含まれております。価格はすべて税込価格です。
・販売は金額表示のあるアイテムのみとなります。小物類の販売のほか、前撮り、着付け等のサービスは付帯していません。

■ お仕立てについて
renacnattaでは、お客様のサイズに合わせて1点ずつ丁寧にお仕立ていたします。ご購入の際に、[1]身長 [2]バスト [3]ヒップ [4]裄(首の後ろ中心から、肩を通って袖口までの長さ)をご注文の際の「注文メモ」にてお知らせください。店舗で採寸希望の方は、京都のShowroomにて採寸させて頂きます。
詳しくは[こちらのページ]をご確認ください

■お届けについて
・受注生産のため、お届けまでの加工期間目安は以下となります。
訪問着・長襦袢:約10ヶ月
帯お仕立て:2ヶ月〜半年
購入・サイズ確定後に仕上がり日程のご連絡をrenacnattaよりご案内いたします。
・商品はお仕立てが完了後、郵送にてお送りいたします。

■その他
・モニター個々の発色等により現物とは多少色の異なる場合があります。
・ご注文後(お支払完了後)のご注文キャンセルはいかなる場合も対応致しかねます。
お問い合わせ:contact@renacnatta.com

FAQ

MAGAZINE

renacnatta新章 | 着物Collectionへの挑戦と道のり、そして決意

人生に寄り添う、タイムレスな着物。丹後ちりめんが描く「雲」が導いたものづくり | renacnatta STORY

「一生着られる振袖」の制作を振り返る | Craft Talks by Aika & Natsuko #1