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2024年の振り返りと来年のこと

renacnatta代表の大河内愛加です。

12月に入り、年末恒例の1年の振り返りをまとめています。私ごとではあるのですが0歳児の子育てとの両立は楽しくもやはり大変で、リアルに「記憶にございません」という感じです(汗)。 SNSの投稿やMagazineを遡りながら、今年1年を思い出して振り返ってみたいと思います。


今年の振り返り


2024年の始まり

ゆっくりとしたペースでスタートした今年は、これまでご好評いただいたアイテムの再販を中心に動き出しました。そして、4月には金彩を施した新しいHair Bowをリリースしました。綿のリボンに、金彩職人であり作家の上田奈津子さんがイタリアの古い詩を書き下ろしたもので、とても可愛らしいアイテムに仕上がりました。


初夏の「レナクナッタツアー」

6月には「レナクナッタツアー」を開催しました。東北から四国まで全国各地のお客様が京都に集まってくださり、ワークショップや職人さんたちとの食事会、工房巡りと盛りだくさんの1日となりました。

「自分のアイテムが作られる現場を見られて感動した」「職人さんと直接話せて楽しかった」など嬉しいお声をいただき、このツアーを企画して本当によかったと心から感じました。来年も開催を予定していますので、気になる方はぜひ続報をお待ちください!


夏のポップアップ

7月には久しぶりにデッドストックコレクションのリバーシブルタイプをリリースしました。同時に東京と京都でポップアップイベントも開催し、お客様と楽しい時間を共有できました。


茶道をテーマにしたクラファン

さらに、7月27日からスタートしたクラウドファンディングでは、丹後ちりめんを用いたワンピース、羽織、クラッチバッグを展開。茶道から着想を得たこれらのアイテムは、開始直後に目標を達成し、最終的には400万円以上のご支援をいただくことができました。ご支援くださった皆様に心より感謝申し上げます!


着物をリリース!

8月には長年温めていたプロジェクトから、「一生着られる振袖」と「訪問着」をリリースしました。約3年をかけて進めた大プロジェクトで、関わった職人さんたちも自信を持って「良いもの」とおっしゃってくださる素晴らしい仕上がりになりました。これらの着物が皆様の人生に寄り添う一着となることを願っています。ご興味のある方は、ぜひ試着会などで実物をご覧ください。

Kimono Collection

私自身はミラノ出張で訪問着を着ました。現地のイタリア人にもたくさんほめていただきました。どこへ着ていっても恥ずかしくない、胸をはれる一着ができたと改めて感じました。


年末に向けて

11月末から12月にかけて、久留米絣のリバーシブルスカートとデッドストックコレクションのリバーシブルスカートをポップアップとオンラインで販売しました。

特にデッドストックのフレアタイプは数年ぶりの登場となり、多くの方から「待ってました!」というお声をいただき、長年応援してくださる皆様への感謝とともに、長らくお待たせしてしまったことを反省しました(笑)。

12月には新アイテム「Silk Skinny Scarf」をリリースしました。ブランド立ち上げ当初から続くデッドストックコレクションをさらに身近に楽しんでいただけるアイテムとして、プレゼントにもぴったりな価格帯で展開しました。さらに、金彩を施したものも制作し、唯一無二の存在感を持つ仕上がりとなっています。

このスカーフは生地の用尺をあまり必要としないため、今後もコンスタントに新しい柄をリリースできる予定です。ぜひ楽しみにお待ちください!


お茶会の開催

今年最後のイベントとして「お茶会」を企画しました。伝統的な茶道にリスペクトを持ちながら、イタリアのエッセンスを加えた唯一無二のお茶会です。

オリジナルデザインの生菓子にはピスタチオ餡を、干菓子にはイタリアのチョコレートとドライトマトを取り入れ、抹茶との新しい調和を提案しました。お道具や亭主の装いにもイタリアの趣を取り入れ、視覚と味覚の両方で楽しんでいただける華やかなお茶会となりました。詳細は、来年公開予定のレポートをご覧ください。


Magazineの対談企画

さらに今年は、Magazineにて対談企画をスタートしました。「renacnattaはブランドであり、メディアでもありたい」という思いを形にするべく、ブランドの枠を超えて伝統工芸に携わるさまざまな方とお話しさせていただきました。 この企画は私自身にとっても多くの学びや気づきをもたらしてくれる貴重な機会となっています。来年も続けていきますので、ぜひご期待ください。

「Dialogue」記事一覧はこちら


来年のこと

去年の振り返りで2024年は新しい取り組み先を増やすというよりも今、関わりのある伝統産業の方達とのものづくりをより深めていきたいと綴っていました。今年はその方針通り、関係性のある職人さんたちとのものづくりを中心に進めることができました。

さて、2025年はというと……新たな取り組みも控えています!これまで関わったことのない新しい地域とのコラボレーションから生まれるアイテムも予定しています。

さらに、1月は杞柳細工の再販からスタートします。生産体制の調整に時間がかかり丸2年ぶりの登場となりますが、たくさんのお問い合わせをいただいていたアイテムです。お待たせしてしまった分、改めてしっかりとご案内していきますので、続報をお楽しみに!

本年も大変お世話になりました。皆様、どうか良いお年をお迎えください。2025年も株式会社Dodiciとrenacnattaをどうぞよろしくお願いいたします。

大河内愛加

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