国産パールに漆と金箔を重ねた、バイカラーのジュエリー。

使用するのは、希少な「有核」の淡水パール。真円に近く深い輝きが特徴です。かたちも色も一粒ずつ異なる“バロックパール”を選び、歪みや凹凸を個性と捉えて、漆と金でその美しさを引き立てました。

古くから日本に息づく「金継ぎ」の精神を宿したコレクション。壊れた器を受け入れ、美しく修復するように、個性あるパールに光を添えました。

ハレの日にも、日常にも。

京都の伝統工芸・金彩を、イタリア製のシルクに。

耳元でそっと光を放つ、小さな芸術です。

金彩は、安土桃山のころより受け継がれてきた技。
もとは晴れ着を彩るための繊細な手仕事でしたが、レナクナッタでは、異国のシルクにそっと重ねました。

本来は着物の上でしか見られないその輝きを、日々の装いにもそっと添えていただけますように。